売上拡大・新規開拓においては、リピーターをどれだけ獲得するかが重要になります。まずは売り上げの3つの要素を理解しましょう。
売り上げは「客数」「顧客単価」「購入回数」で成り立っていて、売り上げを上げるには3つのいずれかを伸ばしていく必要があります。客数を上げるには新規顧客の開拓が必要で、顧客単価を上げるには新商品の開発やプロモーションが必要ですが、どちらも費用がかかるというデメリットがあります。そこでオススメなのが、リピーターを増やし購入回数をアップさせることです。
リピーターの獲得によるメリットは、口コミによって新規顧客の獲得が見込めるという点です。新規顧客を得るためには、既存客に比べて5倍のコストがかかると言われています。そのコストが0円になるというのは、最大の魅力ではないでしょうか。
現代では、新しいものを購入するときやお店に足を運ぶとき、事前に口コミをチェックするのが習慣になっています。また日常の友人との会話や、知人が持っていて気になったことがきっかけで購入につながるケースも少なくありません。宣伝費がいらないということは、一つの商品に対し大きな利益が得られるということになります。
リピーターを獲得するには、良質な商品・サービスであることが大前提です。さらにノベルティやイベントなどの企画、SNSを利用したアプローチも必要でしょう。ありきたりな方法では顧客の心を動かすことはできないので、自社の広報の力量だけでは不十分なため、イベント会社や広告代理店などへ依頼することになります。
リピーターは大きな効果を生み出す力を持っていますが、リピーターになるまでのプロセスが至難の技です。またリピーターになっても、継続して購入し続けてもらわなければ意味がありません。
顧客との信頼関係を築く
リピーターの獲得に限った話ではありませんが、顧客獲得の根本的な要素として、「この人に相談すれば答えに導いてくれる、利益を出せそう」と思ってもらうことが重要です。単にスキルの問題ではなく、顧客対応する営業マンの性格やタイプによっても、成約率は大いに変わってきます。顧客に対してどんなトークが刺さるのかを戦略的に考えましょう。
リピーターの獲得で悩んでいるのであれば、入札に参加して事業の売上拡大を狙う方法もあります。入札は国や自治体、官公庁に商品やサービスを購入してもらう仕組みで、多くの中小企業や小規模事業者が参入することが可能です。
案件によっては入札ができない「指名競争入札」というものもありますが、6割以上の案件が自由に参加できます。入札案件は誰もが知っている文部科学省や厚労省などや、知名度が低い無名機関の入札もあり、競合の少ない案件を捕まえることが落札への近道と言われています。
自社の商品に適した案件を探すには、入札情報サービスを利用することが落札への近道です。
一般競争入札での売上拡大を、
確実にするために
一般競争入札のマーケットは、官公庁から依頼される業務によってつねに安定しています。
しかし、その膨大な量の案件の一つひとつをくまなくチェックし、事業の利益に寄与させるためには、入札情報サービスを利用することが必要不可欠と言っていいでしょう。単なる集計ではなく、売上拡大に必要な情報を、あなたの元に届けます。