営業代行サービスを利用するデメリット

ここでは、営業代行の主なデメリットを3つご紹介します。

コストを抑えながら営業の即戦力を獲得できる営業代行サービス。メリットの多いサービスですが、実際に利用してみると、良いことばかりではないことも分かります。メリットとデメリットの両面を理解し納得したうえで、営業代行サービスを利用しましょう。

利用を止めたとたんに売上が下がることがある

営業代行会社を利用することで売上が伸びる例は多々ありますが、逆に、営業代行会社の利用をやめたとたんに売上が下がる例も多々あります。

後者の場合、営業代行会社を利用し続けなければ自社の売上を確保できない、ということになります。コスト面を考えれば、いつまで営業代行会社を利用するべきか、経営者は悩むところでしょう。

営業代行会社の中には、クライアントの社員に対して営業研修を行ってくれるとこともあります。可能であれば、そのようなサービスを利用してみても良いかもしれません。

営業が関連するクレームに対応しにくい

営業代行会社の営業員の仕事は、クライアントが管理するのではなく、営業代行会社が管理しています。よってクライアントは、営業代行会社の営業員の仕事内容を十分に把握しにくいのが現状です。そのため、営業が関連する何らかのクレームが発生した際、クライアント企業は的確に対応できない恐れがあるでしょう。

クレームへの対処は、ビジネスにとって非常に重要な要素。誤った対応をした場合、傷が深くなってしまう恐れがあるので注意しなければなりません。逆にクレーム処理をきっかけに、信頼が厚くなることもあります。

営業代行会社を利用する場合、担当営業員には最低限の「報連相」を求めるべきでしょう。

情報流出のリスクがある

クライアント企業は営業代行会社に対し、守秘義務を要求することになります。しかしながら実際には、この守秘義務が100%守られるという保証はありません。営業代行会社は、競合企業にとって重要な情報を握ることもあるため、情報漏洩リスクには細心の注意が必要です。

もちろん情報漏洩リスクは、営業代行会社を利用するときに限った話ではありません。自社の社員も含め、日ごろから経営者は情報管理に敏感になっておくべきでしょう。

まとめ

以上、営業代行会社を利用することの主なデメリットを3点ご紹介しました。

デメリットだけを見ると、営業代行会社を利用することに対し、やや躊躇してしまう方がいるかもしれません。しかしながら、これらデメリットを踏まえたうえでもメリットのほうが大きいとされるのが営業代行サービスです。

少しでもデメリットの要素を抑えるため、営業代行会社を選ぶときには、実績と信頼のある会社を選ぶことが大事。くれぐれも、目先の利用料金だけに注目して営業代行会社を選ぶことのないようにしましょう。

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