顧客関係管理

顧客関係管理ツールとは、顧客のサービス利用状況、顧客との商談状況など、顧客との良好な関係性を保つために役に立つツール。

もしくは顧客との関係を管理するプラットフォームのこと。出先での商談からメールトラッキング機能まで網羅してくれます。

代表的ツールだとセールスフォース。その管理能力の高さは厚生労働省が、2020年4月コロナウィルスの各都道府県での感染状況の把握、民間検査機関でのPCR検査、受け入れ状況の確認業務を迅速に行うことを目的とし採用するほど。

顧客管理ツールとしての柔軟な機能拡張を備えているといえます。

話をビジネスの顧客管理へと戻すと、顧客関係管理ツールのメリットは顧客満足度や顧客ロイヤリティ向上から収益や売上アップにつながること。

CRM(Customer Relationship Management)の考え方の基本で、顧客や見込客がもつ様々な情報を適切に管理および利用することにあります。

具体例だと、カスタマーリングスというツールを導入した企業が店舗スタッフへのCRMの見える化をはかり成功したという事例があります。スタッフは自分の接客したお客様のデータがわかると、本人のモチベーションも上がり、結果、良いアフターフォローにつながる。

個人のモチベーションのためだけでなく、店舗運営にとっても大きなメリットを生みだしています。

ツールによって顧客関係を正常化することで、間接的に売上拡大や新規開拓を狙うことができます。
しかし、利益への直接的な効果という意味では、あまりにも個人の能力に依存してしまい、消極的と言わざるを得ません。

そこで、さらに前向きな利益拡大、機会創出の場として、「一般競争入札」への参画を検討してみてはいかがでしょうか。
一般競争入札の市場規模は年間で20兆円をこえると言われており、つねにさまざまな業界の案件が何件も用意されています。
顧客関係管理のツールを使って営業活動の効率化を狙いつつ、新たな販路拡大、営業機会の創出そのものを底上げする方式を取っていくことで、
さらなる売上拡大に寄与していくことを視野に入れてみましょう。