入札案件の情報収集

官公庁のツールは使いづらい

案件情報収集については自分たちで官公庁の各機関のサイトへアクセスし探す方法と、入札サービスを活用して収集する方法の2通りがあります。

自社で収集する

まず入札案件の探し方の基本を簡単に解説します。当然ながら、資格を取ったからといって案件からやってくるわけではありません。自分たちで各省庁のサイトの公示を確認して入札していきます。

自分たちで調べる場合、時には出先機関に直接足を運ぶことになるので、そのうち特定の機関とも関係構築がしやすくなり自社のノウハウも蓄積されていきます。これは自分たちの営業努力でしか獲得できないルート、信頼関係なのである意味強みとも言えます。

問題点

ですが、問題点としてはサイト内から案件情報を探すだけでもかなりの作業があり不効率なうえ、その案件が自社にとって落札できる可能性があるかどうかも「やってみないとわからない」状態です。
これでは、どれだけ特定のルートの信頼関係が結べたとしても、かけた時間に対しての効果は極めて低いと言わざるをえません。

東京都_入札

※サンプル画像です。

引用元:東京都公式HP(https://www.e-procurement.metro.tokyo.jp/indexPbi.jsp)

入札サービスを活用した収集

もう一つの方法は、入札サービスを活用した収集です。
デメリットは投入コストが発生すること、機能を使いこなすのに時間がかかる場合があること、入札先が限定的であればあまり活用しないことです。
ただ、そのデメリットを補って余りある利点があります。

※サンプル画像です。

引用元:NJSS公式HP(https://www.njss.info/offers/prepareSearch/offer/)

具体的なメリット

自社で収集する場合と比較して説明すると

検索機能で簡単に欲しい情報が探せる
数あるサイトは全て違う作りになっており、案件がどこのカテゴリに入っているのか中々探しきれないという手間が無くなる。

新着の案件情報がメールで毎朝届く
探すどころか、キーワードを設定しておくと関係する案件をツールが提案してくれるので、どの案件を取りに行くか?という戦略的な段階から仕事をスタートすることができる

過去の落札状況まで、必要に応じて確認できる今よりもっと効率良く
案件検索できる
入札情報サービスを見る
良い案件を見つけても全く太刀打ちできない競合がいては結局時間の無駄になってしまいます。その時に参考になるのが過去の落札状況や応札金額といった実績データ。

入札サービスにはこのような機能が備わっているので、営業効率を飛躍的に伸ばしてくれる可能性を秘めています。

一般競争入札での売上拡大を、
確実にするために

一般競争入札のマーケットは、官公庁から依頼される業務によってつねに安定しています。
しかし、その膨大な量の案件の一つひとつをくまなくチェックし、事業の利益に寄与させるためには、入札情報サービスを利用することが必要不可欠と言っていいでしょう。単なる集計ではなく、売上拡大に必要な情報を、あなたの元に届けます。