応札・落札

応札・落札の流れ

一般競争入札による落札は競合他社の中で最低金額を提示した企業が落札します。その際には入札に参加した企業の入札金額も発表されますので、応札する金額は過去の事例を参考に設定することが多いです。

入札時の注意点

資格の等級により、参加できる案件が変わってきます。参加できるか否かは事前に確認を行いましょう。各資料の提出や入札日などタスク管理も怠らないよう気をつけます。
特に資料は記入漏れや記載間違えが無いように、スタッフ間でも共有し入念にチェックを行いましょう。ちょっとした間違いでも入札が無効になってしまいます。

応札金額の決め方

実際に入札に参加している企業の多くは過去の情報を参考に決定しています。見積もりに自社の定める規定の利益を乗せて金額を決める場合は、ほぼ受注は難しくなります。1件ごとに最適な応札金額を考え抜きましょう。

落札の確度をあげるために

参考となるのはより多くの応札データ。例年どの案件で、どの企業がいくらで落札しているか、競合は何社あるのかを把握しましょう。データ量は多いほど根拠をもって細かな金額設定ができます。

戦略的に応札しよう

入札する過去のデータを参考にしつつスピーディな対応をすすめていく。戦略的な応札とは一つの案件にとらわれすぎないこと。

戦略的な応札にはデータによる分析が必須です。そして一つの案件にずっとかかっているわけにはいかず、自社の製品稼働効率が常に100%以上を維持できるよう、たくさんの案件へトライする必要もあるでしょう。

より確度の高い案件に集中する

欲しい、取りたいと思う案件でも、自社では太刀打ちできない状況が見えているのであれば早々に撤退するべきです。状況によりますが、その時間を別に回す方が生産的で有益。
確度の高い案件を見つける方法と、確度を限りなく高めていく方法のバランスが大事で、目先の利益ではなく、中長期で恩恵がどうなるかを考えておくと間違いません。
戦略的な応札とはしっかりと全体像をとらえて、引き際も見極めるということです。

一般競争入札での売上拡大を、
確実にするために

一般競争入札のマーケットは、官公庁から依頼される業務によってつねに安定しています。
しかし、その膨大な量の案件の一つひとつをくまなくチェックし、事業の利益に寄与させるためには、入札情報サービスを利用することが必要不可欠と言っていいでしょう。単なる集計ではなく、売上拡大に必要な情報を、あなたの元に届けます。